
名古屋造形大学は1967年に設立された同法学園グループの美術大学です。2022年4月に小牧市から名古屋市北区名城にキャンパスが移転。新キャンパスは名城公園に隣接していて地下鉄名城線「名城公園駅」2番出口すぐという、アクセスも抜群な立地! 新キャンパスは白を基調とした大きな屋根が浮いているようなデザインで、構造素材には高強度で長寿命なプレキャストコンクリートが使用されているそうです。キャンパス内にはアートストリートやギャラリー、ホール、図書館、工房など施設も充実していて、創作活動の環境が整っているのが良いですね。 学部は造形学部造形学科の1学科5領域(美術表現領域、視覚表現領域、地域建築領域、空間作法領域、情報表現領域) 「美術表現領域」には日本画・アートイラスト専攻、洋画・現代美術専攻があり、美術とは何か、芸術とは何か、何故表現をするのか、幅広い芸術表現を研究領域とし表現の原点を追求するそうです。美大、芸大って感じです。 「視覚表現領域」ではイラストレーション、マンガ、コミックイラストレーション、グラフィックデザインなど幅広く学べ、漫画家やキャラクターデザイン、パッケージデザイン、ブックデザインなどなど将来、エンタテインメントやデザイン分野の職業に就く人にはもってこいのコースです。 「地域建築領域」では、建築の周辺環境・地域社会との関係が豊かになる住環境・建築デザイン・まちづくりを学ぶそうです。住宅設計やリノベーションなど建築分野のコースなので、卒業時には建築士の受験資格も得られるそうです。 「空間作法領域」では“ 他者への気配りのきもち”を生活に関わる美しい作法として考え、「空間のインテリアデザイン」「暮らしのプロダクトデザイン」「生活環境に関わるグラフィックデザイン」を学ぶそうです。インテリアデザイナーや家具デザイナー、プロダクトデザイナーといった職業を目指せます。 「情報表現領域」は、デザイン、芸術、エンタテインメントの分野で、映像、アニメーション、3DCG、ゲーム、Web、プログラミングや人工知能のスキルを身に着けられる領域です。先端メディア技術に触れられることで、社会に出て活躍できるだけの基本スキルが身につくのは良いですね。羨ましい!