熊本大学北キャンパス
昔の第五高等学校にあたるのがこの熊本大学です。そのため、歴史が長く、記念館として第五高等学校時代の建物が残っています。一度、熊本地震で記念館が崩れましたが、最近、再び綺麗になりました。熊本大学は本学、大江地区、本荘地区に大きく分かれますが、北キャンパスはその中の本学に入っています。本学は北キャンパスと南キャンパスに分かれており、北キャンパスが文系学部、南キャンパスが理系学部となっています。北キャンパスでは、教育学部、文学部、法学部の学部生が多く歩いていますが、グラウンドや体育館、食堂、生協ショップ、保健センターなどの施設が揃っているので、他学部の学生も北キャンパスに訪れることが多いです。加えて、北キャンパスには、全学教育棟と言われる建物があり、そこでは、熊本大学に入学した1年生が全員受けなければならない教養の授業が行われるので、普通なら、絶対に北キャンパスに来ないだろう医学部生や薬学部生も1年生の間は通うことになります。また、法学部と文学部の建物は一緒になっています。現在は法学部と文学部で別々の学部として存在していますが、以前は、法文学部となっており、学部としては一緒になっていました。その背景もあり、法学部と文学部は同じ建物を使用しています。さらに、北キャンパスには、夏目漱石の像やラフカディオ・ハーンのレリーフがあります。熊本大学で教鞭をとっていた人たちで、キャンパス内を歩いていると見かけることができます。そして、熊本大学北キャンパスの一番のセールスポイントは立地の良さです。熊本市内に位置しており、その中でも市街地の近くに北キャンパスはあります。バスでも、自転車でも、徒歩でもいける距離です。北キャンパスの周辺に住んでいる学生も多く、飲屋街から徒歩で帰ることができるので、遅くまで、友達と遊ぶことができます。市街地の近くに位置していながらも、北キャンパス内は緑に溢れています。木が多くあるので、自然を感じることもできます。おすすめのキャンパスなので、ぜひ熊本大学の文系学部に興味がある人は見学してみてください。