

今回ご紹介する施設は仙台大学です。仙台大学は、昭和42年、単一学部・単一学科で開学しました。その後、平成7年度以降、順次学科を増設し、現在では体育学科、現代武道学科、子ども運動学科、健康福祉学科、運動栄養学科で構成としています。また、学科増設に加え平成10年度には大学院スポーツ科学研究科(修士課程)も新設しています。こうした教育研究領域の拡大に伴い建学の精神を基盤に据えつつ、大学の新たな基本理念として定めたのが「スポーツ・フォア・オール」です。 「スポーツ・フォア・オール」とは文字通り「スポーツは健康な人のためだけでなく、すべての人に」を、すなわち「乳幼児から元気なお年寄りはもちろん、寝たきりのお年寄りまで。そして、性別や障がいの有無を問わず、トップアスリート、生活の中での楽しみや健康の励みとしてスポーツをする人、スポーツをみることが好きな人、スポーツをささえる人などすべての人を対象としてスポーツを科学的に探究すること」を意味しています。授業内容としては体育大学の名の通り授業の中に様々なスポーツを学ぶ授業があり、柔道や剣道などは授業の中で段位を取得することも可能となっております。またスポーツに関する、心理学、栄養学、バイオメカニクス、スポーツ経営学などスポーツを起点としていますがスポーツ意外にも役立つ授業が多数あります。学校の施設としては体育大学の名の通り、体育館が5つもあり、筋力トレーニングをする施設は国内トップクラスの設備が充実しております。卒業生では野球、サッカー、体操で多数のプロスポーツ選手、オリンピック選手を輩出しております。