
北海道の網走にある東京農大の生物産業学部の学舎です。 アクセスは地図では学校の近くにJRの駅があるように見えますが、坂の上に大学があり、ぐるっと遠回りをして歩くことになるため、網走から出ているバスに乗って通学することをおススメします。年次が進むにつれて車通学する生徒が増えてきます。 道外からの生徒さんは、入学時に不安を抱えることもあるかと思いますが、意外にも同じ境遇の人達が過半数を占めるので、スグに新しい環境に慣れると思います。 部活動が盛んでプロ野球選手を輩出する野球部は全国的に知名度があって、専用の野球場で日々熱心に練習に取り組んでいるようです。 運動部以外にはサークル活動も種類が多く充実した学校生活を送ることが出来ます。 校内の施設は広くて充実していているので、農学・水産学の勉強を志す人々に満足出来るレベルだと思います。 4学科から構成されていて農学科、水産学科、自然資源経営学科、食香粧化学科において専門的に学ぶことになります。 特にオホーツクの自然環境を活かした実学型の授業とその道のエキスパートと呼ばれる教授や講師陣の充実で、生徒の満足度は非常に高いです。 男女比は食香粧化学科を除くと男子が8割程度という構成になっています。 就職面については、道外での就職活動は距離的はハンデは発生しますが、JAをはじめとする道内の農業関連企業や食品・化粧品会社などへの就職実績は良いと思います。公務員希望の学生も増えていて各市町村に勤めているOBも多くいます。 私立の理系の大学ということで、学費の問題が心配なところでは有りますが、特待生制度や奨学金制度も備わっていて、大学生向けのアルバイト先も比較的多いので、受験の前にでも学校に相談してみるのが良いかと思います。 道東の大自然のなかで4年間を過ごして知識だけではなく、人間的にも大きくなれる東農大オホーツクキャンパスは、かけがえのない大学生活を送れるものと思っています。