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夏の大学院情報

大学院博士課程後期の入学試験とは



大学院における博士課程後期の入学試験の大半は夏に行なわれます。博士課程後期は、修士課程や博士課程前期よりも、さらに専門的で発展的な研究を行なう課程で、最終的には博士の学位取得を目指すものです。今回は、博士課程後期の入学試験や、入学の目的、博士課程後期で学修するメリット・デメリットをご紹介します。

夏が主戦場の大学院博士課程後期入試

夏が主戦場の大学院博士課程後期入試

博士課程の標準修業年限は5年間ですが、大学院の中には、博士課程を前期と後期に分けているところがあります。その場合、おおむね博士課程前期は2年間で、博士課程後期が3年間。博士課程前期は修士課程として取り扱われることから、博士課程後期において、博士の学位取得を目指すことになります。

博士課程後期の入学試験は、大半が夏に行なわれ、入学時期は10月もしくは次年度の4月です。入試形態は、一般選抜(進学)や一般選抜(編入)、社会人特別選抜(編入学)や外国人留学生等特別選抜(編入)など、いくつかの区分があり、どの区分で出願するかによって出願資格が異なります。

出願方法においても各大学院で異なっており、「広島大学」や「東北大学」では、願書と必要書類を郵送または持参で受付。他方、「京都大学」では、インターネットで出願登録をした上で、必要書類を郵送することが必要です。

出願時に必要な書類の中には、博士課程前期に相当する課程の成績証明書や修士論文の提出が必要になることもあるため、時間に余裕を持って準備する必要があります。

社会人による博士課程後期入学試験

博士課程後期の入学試験では、社会人に出願資格が認められている大学院があります。その場合、必ずしも修士や専門職学位を有している必要はありません。

各大学院における個別の出願資格審査で、修士または専門職学位を有する人と同等以上の学力があると認定され、24歳に達していることを条件に、受験資格を有すると判定されることがあるのです。

社会人が博士課程後期の入学を志願する理由は様々です。社会人として活動し、研究者、技術者として積み重ねてきた成果について、論文としてまとめるために入学を志望する場合や、キャリアアップのために博士の学位を取得する場合、さらには、自身の仕事をしていく上で、博士の学位が必要となることも。

近年は、社会人が自らの思い描くキャリアプランやライフプランに合わせて、博士課程後期で学修するケースも増えています。

このような、社会人による博士号取得のニーズの高まりに伴い、大学側も柔軟に対応。社会人が仕事と両立しながら博士課程後期を修了し、博士の学位を取得しやすいプログラムを導入している大学も出てきています。

例えば「筑波大学」には、社会人を対象とした最短1年で博士の学位を取得することが可能な「早期終了プログラム」があり、「東京工業大学」には、「社会人博士コース」があるのです。

博士課程後期入試の受験前に考えたいメリット・デメリット

博士課程後期のメリットは、博士課程前期での研究をさらに発展させることや、専門知識を深めることができること。可処分時間のほとんどを研究に費やして、専門分野における最先端の知識などを身に付けられることは、博士課程後期でなければできないことです。

また、大学教員を目指すのであれば、一般的に博士号の取得が必要。自身が興味のある分野について、研究に没頭することが可能で、将来、その分野の専門家として生計を立てて行こうという意欲のある人にとっては、博士課程後期に入学するメリットは大きいと言えます。

もっとも、デメリットもあります。高度な研究を行ない、研究職への就職を考えていたものの実現しない場合もあるでしょうし、途中で進路を変更することもあるでしょう。そのような場合、年齢的に就職が遅くなることは避けられません。

学部から博士課程前期(修士課程を含む)、博士課程後期へとストレートに進んだとしても、修了時点で年齢は30歳手前。一般企業への就職を希望した場合、30歳手前で就業経験がないことは、就職活動において不利になる場合も。

さらに、博士課程後期を修了することは、大学教員になるためのキャリアパスとなるものですが、大学教員の募集人員は“若干名”に止まるなど、採用枠が少ないのが現状です。このように、博士課程後期への進学についてはメリット・デメリットがあり、受験に当たっては自らのライフ・キャリアプランに照らし合わせて慎重に検討する必要があります。

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大学院への進学は人生の大きな節目。来春に学内の大学院への進学を希望する学生は、夏に出願をします。また、社会人でも夏のボーナスのあとには転職をする人が増加。転職活動を有利にするために大学院でMBAを取得する人もいます。

大学院への一般的な進学と内部進学

大学院への一般的な進学と内部進学

大学を卒業後、就職する方もいれば、大学院への進学を決断する人もいます。大学院では大学に比べ、より積極的に自ら学ぶ姿勢が求められ、研究を行なうことがほとんど。大学で学んだことの研究を続けたい学生にとっては、学生生活をより充実したものにする学びの場と言えます。

大学院へ進学する学生は、理系の学生に特に多く、中には希望する就職先が大学院卒業を前提とした採用を行なうことが通例となっているために、進学をする学生も少なくありません。大学院への進学を考える方には大きく、一般的な進学と内部進学の2パターン。これらの進学する過程がどのように違うのかをご紹介します。

一般的な大学院への進学について

大学院の進学には試験を受ける必要があります。一般には、願書、大学の成績証明書、卒業証明書、健康診断書、推薦書、研究計画書を作成して受験。大学院の入学試験である院試には、英語の試験がほとんどの大学院で実施されます。これは、専門的な研究をするにあたり、世界中の文献を読むことが必要となり、それらが英語で書かれているため。さらに専門科目の試験(研究科によって内容が異なる)、口述試験(面接)があり、院試は難易度の高い試験となっています。

大学からの内部進学について

同じ大学から大学院への内部進学の場合、口述試験と書類審査(大学での学習歴や推薦状・志望理由書など)のみの試験となる大学院がほとんど。もちろん、基本的な学力が必要なため、大学での成績が一定の条件を満たしていないと大学院への進学はできません。外部の大学院を受験するよりも有利なため、大学院の進学を希望する学生は、内部進学を前提に考える学生が多いと言われています。

社会人におすすめのMBA

社会人の転職がめずらしくないものとなり、転職市場では夏のボーナスをもらったあとに転職をする人が特に多いと言われています。転職の際は、これまでの業務経験や業務経験年数だけではなく、保有資格も採用にあたって重要な要素のひとつに。そのため、転職に有利な資格として大学院でMBAを取得する社会人が多くいます。

転職に役立つMBAとは?

MBAとは、Master of Business Administrationの略で、経営学修士という意味。1908年(明治41年)にアメリカの名門大学である、ハーバード大学が設けたMBA課程(ハーバード・ビジネス・スクール)が始まりです。このMBA課程では、経営者や経営に携わるプロフェッショナルを短期間で養成する目的があります。

MBAはなぜ転職に役立つのか?

MBAでは主にビジネスに必要な「ヒト・モノ・カネ」について深く学びます。日本では、仕事をしながら通えるMBA課程があり、経営幹部候補生に会社が費用を負担してMBAのプログラムを受講させるケースが少なくありません。国際的な競争が激しくなる中、企業は次世代を担う人材の育成に力を入れています。今後さらにMBAを持っているという価値は高まると考えられるため、転職をお考えの方や、経営の仕事に興味のある社会人は受講を検討したい修士課程プログラムです。

実験ノート

毎年夏には各地で文具フェスタが開かれています。勉強をするのに欠かせない文具。大学院生の中には毎日実験をし、実験ノートを付けている学生がたくさんいます。実験ノートは実験を行なう際に、「いつ、どのような目的で、どのような方法で、何を使って行ない、どのような結果となったか、それをどのように考えるか」を記録するノート。実験にはあとで思い出す、こうであったであろうといった推測は厳禁です。そのため、実験をしたときの温度や湿度など、そのときの状況を詳細に記録した実験ノートは、実験のデータ以上に重要な物となります。

実験ノートには、にじまず改ざんができない筆記用具を使用することが鉄則。そのため、消しゴムで簡単に修正のできる鉛筆や、シャープペンシルは使いません。主に使用するのは油性のボールペン。書き間違えてしまったときは、修正液や修正テープでなく、二重線で訂正し、正確な記録が残るようにします。大学院に進学したら大学の学部生よりも専門的な研究を主体的に行なうことになります。研究の結果を論文にまとめる際に実験ノートはデータと同じくらい大きな役割を果たすので、日々の研究をきちんと実験ノートにまとめましょう。


大学院の夏は一般的に、大学や短大の夏に比べて研究や論文の準備に追われる時間が多いのが特徴です。また夏は、大学院と学外との接点が持ちやすい季節でもあり、学問を通じた交流が広く行なわれています。

夏の研修会

夏の研修会

大学院生の夏は、研究や実験に集中できる季節であると同時に、研修会が多く開かれる時期でもあります。これらの研修会は、理工系大学院はもちろん、文系の大学院でも開かれており、同種の内容の研究をしている大学院生やエキスパートたちとの熱い議論の場にもなります。中には全国に呼びかけ、その学問についての発表や研修、そして目標を等しくする研究者同士の交流を深めるきっかけとする大学院もある程です。

このようにして開かれる研修会の根底には、やはり大学院での研究には大学院生の自主性が重んじられていることが挙げられます。大学院生は、言わば学者の卵。つまり学問の研究に没頭する若手の研究員たちの手による研修会は、学者として発表する場の予行演習の側面を持っていると言えます。その場にベテランの研究者であるエキスパートや、他の大学院から集まった大学院生たちと意見交換をすることにより、自らの研究姿勢や内容を客観視できる効果も期待できるため、大変有益な行事となるのです。

全国から多くの研究者を集めることができ、また研究内容によっては一般のオブザーバーにも来場してもらいやすい夏休み期間は、こうした研修会を開くのに適しています。また、秋以降となると論文執筆に集中する時期が控えているために、その前の夏に開く研修会はタイミングとしても理に適っているのです。

夏の大学院体験入学

大学や短大に入学を希望する受験生に対して、夏には「オープンキャンパス」と呼ばれる体験入学行事が開かれるように、大学院への進学を希望する学生のための大学院体験入学も、夏に開かれます。しかし、大学や短大のオープンキャンパスが1日で終わることが多いのに比べ、大学院の体験入学には複数日にまたがって行なわれるのが特徴です。

その理由は、大学院での研究がより高度で専門性が高いものが多く、1日だけでは「体験」できないことからです。そのため、3日から5日間にかけて行なわれる体験入学が一般的で、中には参加者一同で宿泊をするケースもあります。

研究や実験内容によって様々な違いがありますが、大学院の体験入学には、主に次のようなプログラムが組まれます。

この体験入学を始めるにあたってのオリエンテーションで概要が説明され、研究所内や施設内の見学会が行なわれます。特に理工系の大学院の場合は、この点に時間を割くケースが多く、参加者のモチベーションを高める効果が期待できるのです。

また、その後開かれる研究体験や「若手懇談会」とも呼ばれる参加者同士の意見交換会、そして研究者同士の討論会などが開かれ、中味の濃い体験入学が構成されます。

公開講座

夏に大学院による多くの公開講座が開催されているのは、夏が大学院外の人たちが参加しやすい時期であることからです。より専門的な学問をより深く研究する大学院は、その分野の最先端に位置する学府であることは間違いありません。

つまり、現段階で世界でもトップクラスの研究内容を一般に公開した場で開かれる公開講座は、大学院生のみならず、大学生、そしてその分野を活かした職種に就いている人たちや、またはそういった職種への進路を希望している人たちにとっても、非常に有益な講座であると言えます。

なお、大学院による公開講座は、インターネットで配信されるものも増えてきています。


夏は大学院の入試シーズンで、大学に残って研究を続けようとする人たちが、受験勉強に汗を流します。高度な専門知識や論述が問われる大学院入試ですが、最近は志望する人も増えており、最上級の学問を目指します。そして大学院生になると、夏は実験や研究に費やす時間が多く、大学生のように長期休暇は望めません。こうした時間が将来的に大きな発見や発明に繋がり、社会や生活に変化をもたらすことにもなります。

大学院入試

大学院入試

大学院の入試は、7月~9月にかけて実施されることが多く、夏は受験の真っ只中になります。1~3月にも入試を実施する大学院はありますが、こちらは主に2次募集としているところが多く、夏から秋の入試が本番で募集定員も多くなります。大学4年生の場合は、卒業論文や課題制作などと並行して受験勉強を進めるので、初夏から入試日まではかなりハードなスケジュールとなります。

大学院入試は、大学受験と違って専門知識や高度な理解力が求められるので、しっかり対策を取らないとなかなか合格できません。また、合格の基準や入試の難易度が大学受験ほど明確でなく、受験対策や勉強方法も分かりにくいので、あらかじめ先輩や教授などから情報を集めておくことが必要です。

入試内容は大学院によって様々ですが、1次試験が英語と専門科目、2次試験が志望書や研究計画書をもとにした口頭試問の場合が多いようです。自分に不足していることや弱点を克服しておくことはもちろん、特に研究内容について深く問われるので、研究の主旨や方法、将来性などをきちんとまとめておくようにしましょう。専門科目は、受験生が専門分野にどれだけの知識を持っているかが試されます。専門用語の説明を限られた字数で答える問題や、特定の事象などに関する論述問題が多く出題されます。これには志望する大学院の過去の出題傾向を調べて、大学で学んだことを復習することが対策のポイントとなります。

大学院に進学する人は年々増加しており、中でも理系の大学生は就職を考えて大学院に進学する人が多くなっています。大学院も毎年門戸を広げていますが、やはり狭き門であるため、自分の将来をじっくり見据えて入試に臨むことが最も重要になります。

大学院生の夏の過ごし方

大学院生の夏の過ごし方

大学院も大学のように長期の夏休みがあるように思われがちですが、大学院生たちの夏休みは一般企業と同じくらいの期間で、しかも研究や実験に没頭してあまり休みを取らないようです。大学院や専攻課程によっても違いますが、理工系の大学院生は、日頃は論文の資料を準備したり、ミーティングや発表会などの雑用に追われることも多いので、夏休みは研究や実験に集中でき、朝から晩まで実験に多くの時間を費やします。教員との共同研究では、教員も研究や実験に参加するので、実験内容によっては2~3日しか休みが取れない場合もあります。

実験がない文系の大学院生の場合、休み期間中は講義はありませんが、ゼミでの研究はあるので、研究室に通うことも少なくありません。人によっては、夏休みを利用して海外に講演を聴きに行ったり、資料を探しに行くこともあります。

大学院での研究は自主性に任されているので、自ら計画を立てて、情報を収集することが重要になります。そのため、休みも自分でやりくりしながら取ることが多く、修士論文や博士論文を提出する場合は、テーマ設定や研究内容も自発的に行なわなければならないので、夏休み期間中も論文作成に充てるケースがほとんどです。

また、就職を希望する人は、研究や論文作成以外に入社希望の企業情報を収集するなど就職活動も追加されますので、最終学年になる程、夏の期間中は忙しい時期となります。