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大学における民間団体の奨学金制度/ホームメイト
奨学金制度には、民間の育英団体や企業、個人などが実施しているものもあります。ここでは、民間団体による奨学金制度についてご紹介します。
概要と実態

民間団体による奨学金制度には、貸与型奨学金と給付型奨学金があるものの、返済義務のない給付型が多いのが特徴です。ほとんどの場合、進学先の学校を通して申込みします。対象者は特定の大学や学科へ進学する人や、成績優秀者、交通事故被災者など、制度により様々です。募集は毎年行なうものと不定期で実施するものがあります。
実態調査

文部科学省では奨学事業の発展を目的に、4年ごとに民間団体などによる奨学事業の実態調査を行なってきました。2003年(平成15年)度の調査より、日本学生支援機構へ移管されて実施されています。
日本学生支援機構の調査によると、2010年(平成22年)度に奨学金制度を運用していると回答したのは、4,275団体でした。また、実施している奨学金制度は8,603制度、奨学生数483,615人、奨学金総額は約1,416.6億円という結果になりました。
このことから、2007年(平成19年)度に行なわれた前回の調査結果と比べて、団体数は1,509団体(54.6%)増加したということが明らかになっています。同時に、制度数、奨学生数、奨学金総額においても増加が認められました。
同調査によると、奨学金制度を有する4,725団体の内訳は、地方公共団体1,050、学校2,486、公益法人642、営利法人10、個人・その他87となっています。奨学金制度を用いている民間や個人は739団体となり、全体の17.2%を占めています。民間団体による奨学金制度にのみ注目すると、2010年(平成22年)度と比べて、団体数と制度数ともに減少していたことが分かっています。
団体
文部科学省によると、2011年(平成23年)時点で奨学金制度を有している民間団体は以下の通りです。
- アイザワ記念育英財団
- 青井奨学会
- アキレス育英会
- 旭硝子奨学会
- 味の素奨学会
- 阿部育英基金
- 有馬育英会
- 安藤記念奨学財団
- 石橋奨学会
- 伊勢丹奨学会
- 井田育英会
- 伊藤国際教育交流財団
- 伊藤謝恩育英財団
- 井上育英会
- 岩國育英財団
- 岩垂育英会
- ウシオ育英文化財団
- 江副育英会
- 岡村育英会
- 小川育英会
- 小原白梅育英基金
- 貝島育英会
- 加越能育英社
- 樫の芽会
- 鹿島育英会
- 柏村奨学会
- 樫山奨学財団
- 加藤奨学財団
- 株木育英会
- 川口育英会
- 河内奨学財団
- 川村育英会
- 北澤育英会
- 九配記念育英会
- 極真奨学会
- 楠田育英会
- 栗林育英学術財団
- 呉羽育英会
- 工学舎育英会
- 鴻池奨学財団
- 国際育英会
- 国際文化教育交流財団
- 国土育英会
- 小林育英会
- 小森記念財団
- 佐藤育英会
- 佐藤奨学会
- 里見奨学会
- 実吉奨学会
- 四宮育英奨学会
- 秋香報恩会
- 春秋育英会
- 俊道国際奨学会
- 尚志社
- 常磐奨学会
- 昭和奨学会
- 真宗大谷育英財団
- 真照会
- 進徳奨学会
- 新日本奨学会
- 末延財団
- 杉山報公会
- スルガ奨学財団
- 西交育英会
- 青峰奨学財団
- 関育英奨学会
- ゼネラル石油奨学会
- 善隣育英会
- 太平洋セメント奨学会
- 高村育英会
- 竹中育英会
- 中栄奨学会
- 朝鮮奨学会
- 帝人奨学会
- 手島工業教育資金団
- 電通育英会
- 東京天草育英会
- 東京海上各務記念財団
- 東ソー奨学会
- 同盟育成会
- 戸田育英財団
- 中川育英会
- 中菫奨学会
- 中西奨学会
- 中部奨学会
- 中村積善会
- 中山報恩会
- 南葵育英会
- 西奨学会
- 西原育英文化事業団
- 日新奨学会
- 日鉄鉱業奨学会
- 日本興亜福祉財団
- 日本通運育英会
- 日本証券奨学財団
- 日本福祉教育奨学財団
- 野村学芸財団
- ハーモニ王氏育英会
- 阪和育英会
- 日ノ丸報恩会
- フジクラ育英会
- 古河記念基金
- 朴龍九育英会
- マルヂ報恩会
- 丸和育英会
- みずほ育英会
- 三谷育英会
- 三菱UFJ信託奨学財団
- 三宅奨学会
- 茂木本家教育基金
- 森下仁丹奨学会
- 森田奨学育英会
- 山岡育英会
- 山口育英奨学会
- 山田育英会
- 吉岡文庫育英会
- 吉田育英会
- 立正育英会
- 霊山育英会