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短期大学の歴史



専門性の高い教育でスキルアップを遂げた職業人を育成する短期大学ですが、その学校制度の設立は、4年制大学よりもはるかに新しいです。日本で最も古い歴史を持つ大学は、慶応義塾大学で、1858年(安政5年)に開塾されました。一方、短期大学は、第二次大戦後に設立されたのです。

設立

設立

終戦から5年後の1950年(昭和25年)、日本国内で学校教育法が施行されました。これは我が国の学制改革であり、その一環として短期大学が設立されたのです。すでにアメリカで設立されていた「ジュニア・カレッジ」をひとつのモデルとし、大学の設置基準に満たない旧制専門学校を暫定的に短期大学として認可。制度が敷かれ、短大として公立17校、私立132校が晴れてスタートを切りました。

数の推移

数の推移

短期大学が制度化された当時は、公私合計149校。2年ないし3年間の短期間で高レベルの専門職業教育が受けられる機関として、女子高校生の主な進路先に選ばれてきました。つまり、短大の制度化が女子の高等教育の普及に著しい成果をもたらしたのです。短大はその後も劇的に増えていき、制度化10年後の1965年(昭和40年)には、約370校に迫るほどになり、1996年(平成8年)には最多となる598校に達しました。入学者数を見ると、1965年度(昭和40年度)は80,563人が進学、1993年度(平成5年度)に最多となる254,953人が進学しました。しかし、2005年度(平成17年度)に100,000人を割り、2009年度(平成21年度)には73,163人にまで減少。平成初期までは短大学校数と進学者数も右肩上がりで推移してきましたが、現在その勢いは落ち着いています。

減少の要因

不況による親の収入の減少や女子高生の4大進学志向が影響し、短大に進学する人が少なくなりました。また、少子化も一因と考えられています。

変革

変革

短期大学は "大学全入時代"をきっかけに、学生数の確保がより困難になってきました。そのような危機的な状況に置かれたことで、短期大学はまさに淘汰の時代に突入しています。近年は、女性の社会進出が顕著となり、それに伴って4年制大学への進学傾向が女子高生の間で高まり始めました。こうした背景に着目した短大は、4年制大学への改組を図ったのです。この変革ともいえる短大の動きは、1990年代後半から顕著となり、変革に踏み切る大学の数が上昇してきました。残った短大も減少していく女子高生を取り合う格好となり、より実践的な講義で卒業時に即戦力となる人材を育成できる短大に注目が集まっています。さらに、男子高校生を取り込み、共学スタイルを提案。学生の確保は、学校経営に直結しますので、各短大は躍起という状況です。また、カリキュラムの大幅な見直しに力を入れる短大も少なくありません。

人気分野の傾向

人気分野の傾向

将来、小学校や保育・幼稚園教諭などに就くことができる教育分野と、管理栄養士などの資格が取得できる家政・食物分野に、近年は人気が集まっています。医療・福祉分野に進む人も、かつてに比べて急上昇。人文分野は、1980~90年代では人気を集めていましたが、近年は減少傾向にあります。