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付属校からの大学進学



大学入試では多くの場合、入学者選抜の学力試験が行なわれるのが一般的ですが、大学付属教育の高校や、私立学校で同一または系列の学校法人が設置する大学へ進学する場合、受験方式が一般入試とは異なります。付属高校からの進学を「内部進学」や「内部推薦」をいいます。

内部進学とは

内部進学の条件

内部進学の条件

内部進学でも多くの場合において、まったく無条件で大学に進学できるというわけではありません。大学が定める一定の条件に達していなければ、内部学生といえども進学できないケースが大半です。進学条件は大学ごとに様々ですが、大きく分けて以下の3つに分類されます。

  1. 中間・期末試験などの高校3年間のある一定水準の学業成績が必要なケース
  2. 内部推薦テストを実施するケース
  3. 上記 ①と②を併用するパターン

最近の傾向としては、「付属高校から付属大学への推薦を留保したまま他大学を受験し、不合格なら推薦権を行使出来る」という制度を設けた大学もあります。

中高一貫校の中には、希望者全員が進学できる「エスカレーター制度」を設けている学校もあります。しかし大学進学においては、ほとんどの大学が進学条件を定めているようです。

付属高校のメリットとデメリット

付属高校のメリットとデメリット

大学付属の高校に通うと、内部進学のチャンスが得られますが、その他にも以下のようなメリットとデメリットが挙げられます。

メリット

  • 併設大学の進学を前提としたカリキュラムが組まれている
  • 併設大学への進学の可能性が高く、大学受験への負担が軽い傾向にある

デメリット

  • 併設大学へ進学のために、一定以上の成績が必要な場合がある
  • 他大学受験などの進路の変更が難しい場合がある
  • 付属大学の希望通りの学部・学科に進学できるとは限らない。特に医学部への進学は厳しい傾向にある

私大の内部進学率(2012年(平成24年)度)

一部の私立大学の内部進学状況と、その条件などをご紹介します。

青山学院大学

青山学院大学

卒業生443名のうち354名が内部進学で、内部進学率は79.9%という結果でした。経営学部への進学が77名と最も多いです。併設大学への推薦条件は、一定の成績以上であれば卒業生全員が進学できるが(高3で2回学力テストあり)、希望の学部・学科とは限らない状況です。日頃の成績と実力テストで決定されます。被推薦権を保留したまま、他大学を受験することはできません。

内訳

教育人間科学41名、文43名、経営15名、法15名、経営77名、国際政治21名、経済34名、総合49名、理工26名、社会情報14名、青山学院女子短期大学3名(合計354名)

学習院大学

学習院大学

学習院大学の場合は、内部進学率は53.2%で、最も多かった学部は法学部の51名でした。併設大学への推薦条件は、一定の成績以上であれば卒業生全員が進学できるものの、こちらも希望の学部・学科へ進めるとは限りません。合否は普段の成績と実力テストで決定し、被推薦権を保留して他大学の受験はできません。

内訳

法51名、経済43名、文3名、理10名(合計107名)

慶應義塾大学

慶應義塾大学

慶應義塾高校(男子校/日吉)の場合、慶應義塾大学への内部進学率は98.5%と、ほぼ全員が内部進学を選択していました。中でも経済学部が230名と、最も多い学部でした。医学部も22名が推薦進学と、他の併設高校(慶應義塾女子高校慶応義塾湘南藤沢高等部)と比べて多くの人が内部進学しています。

慶応義塾大学の推薦希望者は、第5志望の学部まで選択することができ、第1志望が推薦されなかった場合は、推薦された学部を保留しての一般受験も挑戦することができます。進学条件としては、普段の成績を合算した総合成績と、本人の希望や適性も重視されるようです。また医学部のある他大学のみ、内部の推薦権を保留して受験することができます。

内訳※慶應義塾高校(日吉)

文11名、経230名、法227名、商90名、医22名、理工89名、総合6名、環境22名、看護1名、薬6名(合計704名)