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大学・短大・大学院情報

共学と女子大学



大学には国立大と私立大の違いの他に、男子と女子が区別なく通う共学大学と、女子のみが通う女子大学があります。以前は男女別学であった大学も、少子化の影響などにより徐々に共学化が進んでいます。しかし、男子大学はほとんどなくなっているにも関わらず、依然として女子大学は70校以上が存在しています。

国立・私立の数や、都道府県別の数など、様々な観点から日本の女子大を比較してみましょう。※数値は2012年(平成24年)9月現在のもの

国立と私立

国立と私立

国公立の女子大は4大学しかなく、これは全体の5%です。そのうち国立の女子大、つまりお茶の水女子大奈良女子大の2大学は戦前に設立された大学で、お茶の水女子大、奈良女子大、女子高等師範学校(女子中等教育機関の教員養成が目的)がルーツとなっています。この2大学は教育界だけでなく、多くの分野でリーダー的人物を輩出し、戦後も伝統を受け継ぎ、国立女子大の地位を守っています。

公立大学は、群馬県立女子大福岡女子大の2大学で、いずれも県立です。群馬県立女子大は創立が1980年(昭和55年)と比較的新しいのに対して、福岡女子大は、日本で初めて設立された県立の女子専門学校をルーツとした長い歴史があります。公立の女子専門学校をルーツとする公立女子大は、かつて多くの府県に設置されていましたが、統廃合により多くが県立大などに変遷していきました。

女子大の数の比較(国立・公立・私立)

  • 国立 2大学
  • 公立 2大学
  • 私立 74大学

女子大の設置都道府県

女子大の設置都道府県

国立大・私立大の設置場所が全国を網羅しているのに対して、女子大は設置されている県が限られています。女子大が設置されている都道府県は23と、全都道府県のおよそ半分の数です。中でも圧倒的に多いエリアは、東京都の23校をはじめとする埼玉、千葉、神奈川を含めた首都圏で、全体の44%を占めます。次いで多いのが兵庫県の8大学で、そのうち5大学が神戸市内(神戸女学院は西宮市)にキャンパスを置いています。また京都府の5大学はすべて京都市内にあり、「神戸」とともにブランド力を感じさせる結果となりました。また福岡県も6校と、女子大が多い県といえます。

反対に、北陸地方、山陰地方の女子大の数は0です。また四国にも1校しかありません。

女子大が多い都道府県

  • 東京都 23大学
  • 兵庫県 8大学
  • 福岡県 6大学
  • 神奈川県 5大学
  • 愛知県 5大学
  • 京都府 5大学

設置都道府県

設置都道府県

女子大の多くは、教養を身につけることと、社会で活躍できる専門知識を身につけることを目的としています。そのため現在、全国に78ある女子大のうち、1学部のみの女子大は27校、2学部のみは25校と、1学部あるいは2学部のみの大学が、全体の3分の2を占めています。中でも津田塾大東京女子大などは、1学部のみで文理あらゆる学問を学べるリベラルアーツ教育を行なっています。

これに対し、今までの女子大にはなかった新領域として、多学部体制をとる大学もあります。椙山女学園大の国際コミュニケーション、人間関係、文化情報といった学際系学部の他、安田女子大の薬学部など、ビジネスウーマンの養成を目指す現代ビジネス学部がその例です。

5学部以上を設置する女子大学

学部の種類

学部の種類

女子大において、最も多く設置されている学部は文学部です。次いで、家政系学部(家政学部14、生活科学部7)を設置している21大学が続きます。戦前に開学した女子大の多くは、女性に高い教養を身につけさせるために文学部を設置したとされています。また家政学部の設置理由は、女性に実用的専門能力を身につけさせることでした。現在の女子大の学部の種類と数を比較すると、多くが過去の伝統を受け継いでいることが分かります。

また近年では、国際教養、国際コミュニケーションといった人間科学や学芸、人文など教養系の学部も増加傾向にあります。それに対して少ないのが、社会科学、自然科学系の学部です。とりわけ理学部を設置している女子大は3大学、経営系学部は4大学、法学部は1大学のみです。そして工学を専攻できる女子大は、今のところ存在していません。

女子大に多い学部

  • 文学部 26大学
  • 家政・生活科学部 21大学
  • 教育・子ども・児童学部 13大学
  • 看護学部 8大学
  • 人間科学部 8大学
  • 学芸学部 6大学
  • 人文学部 6大学
  • 音楽学部 5大学