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総合大学と単科大学



日本の大学は、多様な学部がそろう総合大学と、1学部のみに特化した単科大学の2つに分けられます。ここでは、それぞれの定義とメリットについて見てみましょう。

定義

定義

原則として総合大学とは、人文・社会・自然・医の4領域すべての学部を持つ大学のことを指します。それに対して、1領域からなる大学を単科大学といいます。また、4領域のうち2または3領域を満たす大学を、複合大学と呼ぶこともあります。

近年では、文系の学部と理系の学部を設置している大学を総合大学と呼ぶなど、総合大学の定義はあいまいになってきています。

また英語では総合大学をuniversity、単科大学をcollegeと呼ぶことが多いようですが、大学院の有無で呼び分ける場合もあります。

それぞれのメリット

それぞれのメリット

総合大学と単科大学には、それぞれどのようなメリットがあるのでしょうか。

総合大学のメリット

総合大学には、自分の専門分野ではない、他の様々な分野を学ぶ学生たちが、キャンパス内にたくさんいます。そのため学部・学科を超えて授業を受けたり、人の交流が期待できる点もメリットです。また教室の外に他学部の研究室や多様な分野の資料など、多種多様な環境が広がり、新たなコミュニケーションの場があったり、別のコミュニティーとの接触があるなど、自分とは違う考え方や価値観などといった新しい刺激を受けられることも、メリットだといえます。

単科大学のメリット

単科大学では、専門分野に特化した人、情報、施設が集中して整備されています。教授陣や施設設備が強化されているため、研究に取り組みやすい環境が整っているといえます。高度な専門的知識を得られるチャンスに、より恵まれているとも考えられるでしょう。

単科大学の成立

単科大学の成立

古くから存在する単科大学の多くは、高等学校や専門学校から移管したものです。

1918年(大正7年)に「大学令」が制定され、大学には数個の学部を置くのを常例としました。このとき、設置する学部として定められたのが、法学・医学・工学・文学・理学・農学・経済学および商学の8学部でした。ただし、特別の必要のある場合には、1個の学部を置くことができると認められました。これが、単科大学の成立です。

大学令が定められてから、まず1920年(大正9年)に東京商科大学の設置が認可されました。同校の母体であった東京高等商業学校は、すでに1955年(明治30年)頃より大学昇格運動を行なっていたのです。同じく商業関係では、1928年(昭和3年)に大阪高等商業学校を大阪商科大学、四年神戸高等商業学校を神戸商業大学として、それぞれ設置されました。また工業関係では、翌年の1929年(昭和4年)、東京高等工業学校を東京工業大学として、大阪高等工業学校を大阪工業大学として、それぞれ設置が認められました。

大学への昇格が比較的早かったのは、医学系専門学校でした。1922年(大正11年)、官立医学専門学校のうち、新潟・岡山がまず医科大学に昇格し、翌1923年(大正12年)には千葉・金沢・長崎の各医学専門学校も昇格したのです。また昭和にはいると、四年熊本医科大学と愛知医科大学が、それぞれ公立専門学校から、大学へと移管されました。

こうして大正・昭和にかけて、国立大学の昇格と新設が進むとともに、単科大学の数も増加していきました。